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2023.6.20

「店頭金利」と「適用金利」

代表取締役/染矢

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皆さま こんにちは! ファイナンシャルプランナーの染矢です。 さて今回は… 住宅ローン選びの際に重要な 「店頭金利」「適用金利」についてです。
まず「店頭金利」とは何なのか? 分かりやすく説明しますね。 「店頭金利」とは 金融機関がそれぞれに決めている 「金利の定価」のようなものです。 もちろんこの金利が低ければ低いほど 住宅ローンのリスクも低くなります。 それでは、以下の表をご覧ください。 日本のバブル経済前から現在までの 変動金利の店頭金利推移表です。 バブル期には8.00%を超える年もあります。 現在では信じられない値と言えます。 バブル期は高金利で住宅ローンを組んでも それ以上のペースで不動産の価値が上がっていたので 店頭金利が8.0%を超えても成立していたのです。 しかし、バブルの崩壊とともに 不動産の価値は下がり 店頭金利は一気に下落しました。 1990年代後半からは多少の動きはあるものの 比較的安定した水準で推移するようになりました。 1999年2月には 日本銀行が金融政策のひとつとして 「ゼロ金利政策」を導入し それからは長期にわたり低金利が続いています。 住宅金融支援機構の調べによると 2023年6月の金利動向は 固定金利期間選択型(3年)で3.140% 固定金利期間選択型(10年)で3.540% 変動型では2.475% このような結果となっています。 ※住宅金融支援機構HPより引用 「安定水準で低金利が続いているんなら 特に金利を気にする必要は無いんじゃない?」 こんな声も聞こえてきそうですね。 でも、それは大きな間違いです!!! 住宅ローンに係わる金利は 「店頭金利」だけではないのですから。 上記の表は あくまでも「店頭金利」のデータであり 金利相場の今後の動向を探るには 参考になると言えますが 実際の借入の際に適用される金利は これとは別の「適用金利」なのです。 先述したように「店頭金利」が 「金利の定価」のようなものに対して 「適用金利」は、定価ではなく 「値引きされた価格」のようなものです。 金融業界では 店頭金利と適用金利の差を 「金利優遇幅」と表現します。 例えば 店頭金利が2.475%で 金利優遇幅が2.005%ならば 適用金利は0.47%となります。 これは某ネット銀行の例です。 店頭金利から金利優遇によって 80%強も引き下げられているのですから 驚きですよね。 この金利優遇幅に関しては 金融機関によってかなりの差があるので 借入を検討している方は店頭金利ではなく 金融機関によって大きく変わってくる 「適用金利」を常に意識しなければなりません。 なお、貸し手である金融機関側が 相手を見て決められるようにするために この金利優遇幅にも違いが設けられています。 借入金額が少なかったり 収入に対する返済割合が低い等の 貸し出しリスクが少ない人ほど 優遇幅は大きくなり、より低金利で 借り入れることができます。 逆に 貸し出しリスクが高いと判断された場合は 優遇幅が小さくなってしまうので 最小レートの適用金利で借り入れることが できなくなります。
いかがでしたでしょうか? 住宅ローンを検討する際には 「店頭金利」だけではなく 「適用金利」をしっかり見極めて 賢く借り入れてくださいね。 資金計画の際には 金融機関毎の適用金利を比較して ご提案をいたしますので お気軽にご相談くださいませ。 それではまた! [sns]
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