社長ブログ

続報】ウッドショック 5月最新情報

2021.05.13 カテゴリー:ウッドショックの話, 建築業界

 

こんにちは。染矢です。

以前も報告させていただきましたとおり

建築市場での材木の不足&価格高騰の

「ウッドショック」が深刻化してきております。

(ウッドショックの詳細は4/13付のブログ

「材木の品薄・価格高騰の異常事態」を

ご参照くださいませ。)

 

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弊社における2021年5月13日現在の状況を

ご報告させていただきます。

 

★建築材木は大きく分けて3つに分類されます。

1.構造材(柱や梁、土台など)

2.羽柄材(造作材や下地材)

3.平物(ベニヤや合板)

 

ほんの一例ではございますが

弊社で使用している材木の

価格変動を記載いたします。

 

1.構造材

柱は国産材の桧を使用

一丁あたりの価格は

前月比 19%UP↑

 

2.羽柄材

タルキは国産赤松を使用

一束あたりの価格は

前月比 29%UP↑

 

3.平物

値上げ無し

 

建物1棟を建築した場合…

(平均的な30坪を基準として)

トータルで約12万円ほど

値上がりをしている状態です。

 

特に価格変動が大きい羽柄材等は、今後数ヶ月中に

さらに20%から30%程度の価格上昇が予測されるとの

報告も受けています。

 

先日、以前から親交のある

杉並区の工務店社長さんとす機会があったのですが

「材木が無いのでプレカット工場がしてくれず

5月の着工ができない状態だ」と嘆いていました。

 

弊社の現状は

今現在で建築スケジュールの作成が完了していて

プラン作成中のお客様の材木は確保しております。

 

なお、2022年4月までのお引渡しは

ご予約で全て埋まっております。

現時点でご予約いただいた場合でも

最短で2022年5月のお引渡しとなります。

 

今後も

「迅速かつ広範囲での情報の収集と公開」

「仕入れ先の変更や価格交渉」など

企業努力を怠ることなく

著しく変動する状況を見据えながら模索し

的確な判断の下で最善の対策を打ち立てて

まいります。

 

また動きがありましたら

随時ご報告させていただきますので

ご確認くださるようお願い申し上げます。