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家づくりの今とこれからを、クリアに。
カテゴリなし 2022.10.11

日本はいつのまにか貧しい国に!?

皆さま こんにちは!
染矢建設の染矢です。

さて、本日のブログは…
「いつのまにか日本は貧しい国に!?」
こんなテーマでお伝えしますね。

・・・・・・・・・・

前回のブログでもお伝えしたように
日米の金融政策の違いから金利差が拡大し
急激な速度で円安が進んでいます。

「円安」という言葉だけでは
いまいちピンとこないという方も
いらっしゃるかと思います。

ということで今回は
身近なものを例に挙げて
お伝えしていこうと思います。

マクドナルドのメニューの中には
世界共通の商品があります。
それは「ビッグマック」です。

ほぼ全世界で、ほぼ同一品質のものが
販売されているのだそうです。

現在、日本のビッグマック価格は410円です。
各国のビッグマック価格は以下の通りです。

・国名  :円換算価格(現地価格)
・スイス :949.1円(6.5スイスフラン)
・アメリカ:738.1円(5.15ドル)
・イギリス:812.7円(3.69ポンド)
・ユーロ圏:647.1円(4.65ユーロ)
・韓国  :463.3円(4,600ウォン)
・中国  :482.5円(24元)

スイスでは、およそ2.4倍
アメリカでは、およそ1.9倍もの価格です。
2021年6月時点では日本より安かった中国でも
現在はおよそ1.2倍の価格になっています。

「価格が安いなら良いんじゃないの?」と
思ってしまうかもしれませんが
それは大きな間違いです。

なぜなら、ビッグマックを作るために必要な
牛肉や小麦粉などは輸入に頼らざるを得ない材料なので
円安が進むと、原料高騰による値上げも不可避となります。

輸入価格高騰はウクライナ問題などの海外要因が半分程度で
残りの半分程度は円安によるものだと言われています。
今後、ウクライナ問題がおさまったとしても
このまま円安が続けば、日本は貧しさのスパイラルから
抜け出すことは難しいとも予測されています。

「賃金は上がらず、物価は高騰する」
この地獄のようなスパイラルが
今後も続くかと思うとゾッとしますね。

外国の有能な人材は賃金の安い日本に来なくなり
日本の有能な人材は外国に流出する。
そしてどんどん日本は貧しい国になっていく。

黒田総裁の任期が満了する2023年4月までは
日銀は金利を上げないだろうと言われているので
日米の金利差は当面続くと予測されています。

2023年4月以降に金利が上がるのか?
物価が上がり続けインフレ状態になるのか?

日本に明るい未来はあるんでしょうか。。。
不安や心配は膨らむばかりですが
負けずに踏ん張るしかないですよね。

それではまた!

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