2022.5.31
収納もコストを左右する大きな要因です!
おはようございます!
染矢建設の染矢忠彦です。
さて、今回は…
『収納とコスト』について
詳しくお話しいたしますね。
先週の「予算オーバーの原因」でお伝えしたとおり 家は、できる限りミニマムにつくるべきです。 これは「無駄なコストの削減」が最大の理由です。 コストを削減するためには できる限りミニマムに家をつくることが 最も重要だというわけですね。 さて、今回お伝えさせていただく「収納」ですが これは、いたずらにコストを押し上げてしまう 大きな要因となる要注意ポイントなのです。 「家を建てるなら、収納はたくさんつくりたい…」 家を建てる誰しもが このようにお考えになるでしょう。 今暮らしているアパートの収納では 全てが納まりきらず部屋にあふれてしまい 新居では絶対にそうならないようにと… そして、予算が許す限り 「出来るだけ多くの収納をつくりたい」と 担当の設計士に伝えてしまうのです。 ✔ 家づくりの落とし穴 しかし、いざプランができあがってみると 「あれっ?これだけじゃ足りないんじゃないか?」 と感じてしまうのです。 なぜなら、プリントアウトされた間取図を ひたすら上から見てしまうと 99.999…%と言えるほどの高確率で 「収納が少ない」と感じてしまうからです。 そして、その不安を打ち消すために 床面積を広げることによって 収納の分量を増やそうとしてしまいます。 その結果、それに連動して家のコストは どんどん膨れ上がっていってしまうのです。 ✔ 収納の正しい考え方 このように、収納を「床面積」で判断してしまうと それに連動してコストが膨れ上がってしまうのですが しかし床面積を広げたところで それに比例して、より多くのモノが置けるようになる というわけでもないのです。 動線をより短くし、利便性を高めるために 「通り抜け動線」にされる方がいらっしゃいますが 通り抜けが出来るということは… =『廊下』がそこに出来るということであり =そこは収納として使えなくなるということです。 その結果、床面積とコストは増えたものの 収納量は増えないどころか減ってしまった… なんてことになってしまうのです。 では、どうすればいいのか? この答えはとっても簡単で 収納は「壁面積」で考えるということです。 つまり 「壁をいかに上手く使うか?」ということが 収納量を大きく左右する要因となるわけですね。 例えば、一般的な天井高は2m40cmなのですが この高さの中に 棚板を2枚しかつけないのと5枚つけたのでは 単純に収納場所が2倍違ってくることになります。 2枚の場合、3段の収納になるのに対し 5枚の場合、6段の収納になるからです。 また、LDKの周辺に置くものは 細々したモノばかりだと思いますが これらを管理しやすくしようと思うならば 「奥行きの深い収納」をつくるより 「奥行きの浅い収納」をつくるべきです。 そして、奥行きを半分にし 逆に横幅を2倍にすれば 全く同じ床面積のまま つまり、全く同じコストのままで 収納量を4倍にまで 増やすことが出来るのです。 そして 「家の壁の量を多くする」ということは 家づくりの重要ポイントでもあるのです。 「家の壁の量を多くする」 =「必要のない窓はなくすべきである」 ということなのですが、家の壁が多くなれば 収納として利用できる壁が増えますし また、それだけではなく 壁が多くなった分、耐震性も高くなりますし 窓よりも壁が増えた分、断熱性も気密性も高くなります。 このように 「壁を上手く使う」ということを前提に 収納を計画することが出来れば 家のコストを上げることなく 収納がたっぷりある家を実現できます。 そして同時に 耐震性にも省エネ性にも優れた家を つくることが出来るのです。 ですから 間取図をずっと眺めて不安を膨らませて 床面積とコストを無駄に増やしてしまうような 残念な家づくりは絶対にしないでくださいね。 それではまた! [sns]
先週の「予算オーバーの原因」でお伝えしたとおり 家は、できる限りミニマムにつくるべきです。 これは「無駄なコストの削減」が最大の理由です。 コストを削減するためには できる限りミニマムに家をつくることが 最も重要だというわけですね。 さて、今回お伝えさせていただく「収納」ですが これは、いたずらにコストを押し上げてしまう 大きな要因となる要注意ポイントなのです。 「家を建てるなら、収納はたくさんつくりたい…」 家を建てる誰しもが このようにお考えになるでしょう。 今暮らしているアパートの収納では 全てが納まりきらず部屋にあふれてしまい 新居では絶対にそうならないようにと… そして、予算が許す限り 「出来るだけ多くの収納をつくりたい」と 担当の設計士に伝えてしまうのです。 ✔ 家づくりの落とし穴 しかし、いざプランができあがってみると 「あれっ?これだけじゃ足りないんじゃないか?」 と感じてしまうのです。 なぜなら、プリントアウトされた間取図を ひたすら上から見てしまうと 99.999…%と言えるほどの高確率で 「収納が少ない」と感じてしまうからです。 そして、その不安を打ち消すために 床面積を広げることによって 収納の分量を増やそうとしてしまいます。 その結果、それに連動して家のコストは どんどん膨れ上がっていってしまうのです。 ✔ 収納の正しい考え方 このように、収納を「床面積」で判断してしまうと それに連動してコストが膨れ上がってしまうのですが しかし床面積を広げたところで それに比例して、より多くのモノが置けるようになる というわけでもないのです。 動線をより短くし、利便性を高めるために 「通り抜け動線」にされる方がいらっしゃいますが 通り抜けが出来るということは… =『廊下』がそこに出来るということであり =そこは収納として使えなくなるということです。 その結果、床面積とコストは増えたものの 収納量は増えないどころか減ってしまった… なんてことになってしまうのです。 では、どうすればいいのか? この答えはとっても簡単で 収納は「壁面積」で考えるということです。 つまり 「壁をいかに上手く使うか?」ということが 収納量を大きく左右する要因となるわけですね。 例えば、一般的な天井高は2m40cmなのですが この高さの中に 棚板を2枚しかつけないのと5枚つけたのでは 単純に収納場所が2倍違ってくることになります。 2枚の場合、3段の収納になるのに対し 5枚の場合、6段の収納になるからです。 また、LDKの周辺に置くものは 細々したモノばかりだと思いますが これらを管理しやすくしようと思うならば 「奥行きの深い収納」をつくるより 「奥行きの浅い収納」をつくるべきです。 そして、奥行きを半分にし 逆に横幅を2倍にすれば 全く同じ床面積のまま つまり、全く同じコストのままで 収納量を4倍にまで 増やすことが出来るのです。 そして 「家の壁の量を多くする」ということは 家づくりの重要ポイントでもあるのです。 「家の壁の量を多くする」 =「必要のない窓はなくすべきである」 ということなのですが、家の壁が多くなれば 収納として利用できる壁が増えますし また、それだけではなく 壁が多くなった分、耐震性も高くなりますし 窓よりも壁が増えた分、断熱性も気密性も高くなります。 このように 「壁を上手く使う」ということを前提に 収納を計画することが出来れば 家のコストを上げることなく 収納がたっぷりある家を実現できます。 そして同時に 耐震性にも省エネ性にも優れた家を つくることが出来るのです。 ですから 間取図をずっと眺めて不安を膨らませて 床面積とコストを無駄に増やしてしまうような 残念な家づくりは絶対にしないでくださいね。 それではまた! [sns]