400万円かけて『ゴミ溜め』をつくってしまったという話 - 染矢建設 - 東京都東村山市の自然素材の注文住宅 | 顔の見える家づくり
社長ブログ

400万円かけて『ゴミ溜め』をつくってしまったという話

2025.06.02 カテゴリー:収納の話し, 家づくり, 間取りや設備の話

こんにちは!
染矢建設染矢です。


400万円かけて、結局ゴミを溜めるだけの
空間をつくってしまったら?


そんな衝撃的な体験を語ってくれたのは
信頼する建築家の先生です。

家づくりを考えている方には、ぜひ知っていただきたい話です。

その先生が昔住んでいらしたのは
二世帯住宅でした。

屋根裏には、6坪(約12畳)
ロフトスペースがあり

✓ 子ども部屋にしてもいいし
✓ 趣味の部屋にしてもいいし
✓ 納戸代わりにもできるし…と、

『なんとなく』つくったスペースだったそうです。

ところが、その『なんとなく』落とし穴でした。

十数年が経ち
家の中を一気に片付けようと断捨離を決行。

3年以上使っていないものは捨てる
というルールのもと、
家族総出で片付けたところ、
なんとロフトは見事に空っぽになってしまったそうです。

そこに入っていたのは
✓ バブル時代のスーツ
✓ 昔のスポーツ用品
✓ 日焼けマシン
✓ 結婚式で使ったキャンドル
✓ 雑誌や学生時代の思い出グッズなど…

正直、存在をすっかり忘れていたものばかり

1坪60~80万円の建築単価から逆算すると
そのロフトスペースには約400万円前後
コストがかかっていることに。

つまり、400万円かけて
“ゴミを溜める場所”をつくってしまったわけです

さらに、そのゴミを処分するのに10万円もかかったとか。

「収納しているつもりだったけど、実際はただしまい込んでいただけだった」
と先生はおっしゃっていました。

この体験から、その先生はこう結論づけていました。

■『なんとなく』つくった収納スペースは悪だ」

たしかに、余分なスペースがあると
人はつい“とりあえず”物を詰め込みたくなります。

しかも
それが行き止まりのような場所だと
何を入れたかも忘れてしまい
気がつけば『ただの物置』になってしまう。

これは、本当の意味での「収納」とは言えません

この話、私はとても共感しました。

家づくりでも仕事でも
『目的のない余白』
逆に無駄を生むことがあります。

✓ 便利そうだから
✓ あったほうがいいかも

でスペースを増やすのではなく
ちゃんと目的を考えてつくることが
大切なんだなと、改めて感じました。

ぜひ、「目的」を考えて家づくりも進めてみませんか?

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