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家づくりコラム 2026.03.28

【要注意】南向きの大きな窓は後悔のもと?東京で注文住宅を検討する方へ窓設計の新常識

こんにちは!染矢建設の水谷です(^^)/

注文住宅のご相談でよく聞くのが
南向きの家が良いですよね?という言葉です。

ではなぜ南向きの家が良いか、答えられますか?

杉並区・世田谷区・三鷹市など東京の住宅地でも
南向きの土地や南向きリビングを希望される方は多くいらっしゃいます。

「なんとなく明るそう」「日当たりが良さそう」実はその「なんとなく」は、昭和の時代から一度もアップデートされていない常識かもしれません。


家電も車も、どんどん進化しており
スマートフォンは10年前と全く別物になりました。
エアコンも冷蔵庫も洗濯機も、どんどん賢く、省エネになっています。

では、家の「窓についての考え方」は?

実は、
この考え方だけ『昭和から変わっていない』のです。

「南向きの家がいい」
「リビングには南に大きな窓を」


この考え方は、断熱性能が今よりずっと低かった昭和の時代に生まれたもの。
令和の今も、そのままアップデートされずに語り継がれているのです。


なぜ「南向きが良い」と言われてきたのか

まず、その理由を整理しておきましょう。

🌅 日本では太陽は東から昇り、 南の空を通って、西へ沈みます。だから南向きの部屋には、 昼間の日光が長時間差し込む

☀️ 夏は太陽の位置が高いので、 南を通るときはほぼ真上。直射日光が入りにくく、快適

❄️ 冬は太陽の位置が低くなるので南向きの窓から陽光を取り込みやすい。 室内が暖かくなる

だからこそ——

『家族が集まるリビングを、家で一番明るい場所に』

そう考えて、南向きに大きな窓を設けたリビングが
いつの間にか「当たり前」になっていったのです。


でも、このデータを見てください

一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会の調査によると——

🔥夏に室内へ入ってくる熱の内訳

窓・ドア ██████████████  73% ここが問題
屋根    ███             11%
外壁    ██               7%
床     █                3%

夏の暑さの約7割は「窓」が原因

大きな窓から高温の熱が入り込んでくるリビングは
過ごしやすい空間ですか?


❄️ 冬に室内から逃げていく熱の内訳

窓・ドア ████████████  58% ここが問題
外壁    ███            15%
換気    ███            15%
屋根    █               5%
床     █               7%

冬の寒さの約6割も「窓」からやってくる

せっかく暖房で温めた室内の熱が、南向きの大きな窓からどんどん逃げていく。
そんなリビングは、快適な空間と言えるでしょうか?


🌍 世界の樹脂サッシ普及率との比較

世界では、断熱性能の高い「樹脂サッシ」が窓の標準です。

🇰🇷 韓国   ██████████████████████  80%
🇫🇷 フランス █████████████████░░░░░  69%
🇺🇸 アメリカ █████████████████░░░░░  67%
🇬🇧 イギリス ████████████████░░░░░░  66%
🇯🇵 日本   ████░░░░░░░░░░░░░░░░░░  20%

なぜ これほど差が出るのでしょうか

1957年(昭和32年)にアルミサッシの国内生産が始まり「サッシはアルミ」という概念が全国に根付きました。その文化が、令和の今も続いているのです。

そして、アルミと樹脂の断熱性能の差は——

💡 なんと約1000倍

それでも日本の家の窓は、今もアルミが主流のまま。
「南向きの大きな窓=快適」という常識と一緒に、ずっとアップデートされてこなかったのです。


もうひとつ、見落とされがちな問題

南向きのリビングに大きな窓を設けると、もうひとつ起きやすいことがあります。

道路から丸見え問題です。

南側に道路がある土地では、大きな窓は通行人からの視線が気になり、結局カーテンを閉めたまま暮らすことになりがちです。

採光のために大きな窓を作ったのに、カーテンが開けられない
こんな声は、実はとても多いのです。


では、どう考えればいいのか

「南向きの窓はいらない」と言いたいわけではありません。光を室内に届けるという、窓本来の役割はとても大切です

ただ、「南に大きな窓を設けるのが正解」という古い常識は、一度手放していただきたいのです。

現代の家づくりでは、窓の「向き・大きさ・数」よりも

・窓の断熱性能(樹脂サッシ・高性能ガラスなど)
・日射をコントロールする設計(パッシブ設計)
・家全体の断熱・気密のバランス


この3つの方が、快適さに何倍も影響します。
方角や窓の大きさにこだわらなくても、明るく、涼しく、暖かい空間は実現できるのです。


まとめ

①夏の暑さの73%冬の寒さの58%は窓からくる

②「南向きの大きな窓=快適」は、断熱性能の低かった昭和の家を前提にした常識

③家電・車が進化したように、家の窓の考え方もアップデートが必要

④日本の樹脂サッシ普及率は約17〜20%。韓国80%・欧米60〜70%と大きく差がある

⑤窓は「向きと大きさ」より「性能と設計の工夫」が快適な暮らしを左右する


東京で注文住宅を検討する方へ

杉並区・世田谷区・三鷹市などの住宅地では
土地条件や周囲の建物との距離によって
窓の設計が住み心地に大きく影響します。


そのため注文住宅では
南向きという条件だけでなく
採光・断熱・プライバシーのバランスを
考えた設計が重要になります。

これから家づくりを始める方は
間取りだけでなく窓の配置や性能にも
ぜひ注目してみてください。


サウナのある注文住宅という新しい選択

最近は東京の注文住宅でも
自宅でリラックスできる空間づくりとして
サウナ住宅に興味を持つ方が増えています。

サウナのある住まいでは
断熱性や空間の温度バランスが重要になります。
窓の設計や光の取り入れ方によって
体感できる快適さは大きく変わります。


モデルハウス「villa」で住み心地を体感

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🪟 窓のこと、断熱のこと、光の取り入れ方——
実際の空間で、体で感じながら確かめてください。わたくし水谷が、難しい専門用語なしに分かりやすくご説明いたします。

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