社長ブログ

外構工事も並行してください!

2023.10.17 カテゴリー:お金の話, 住宅ローンの話, 性能の話, 金利の話, 間取りや設備の話, コストダウンの話

皆さま こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの染矢です。

さて今回は…
「外構工事も並行してください!」として
外構工事についてお伝えしていきますね。

家づくりとセットともいえる「外構工事」。

そもそも外構工事って何?
費用はどれくらいかかるものなの?
家づくり同様に気になることがたくさんあると思います。


《外構工事とは?》
外構とは「建物の外側」のことで、例えばフェンスや門扉、塀、庭、カーポートなどが含まれます。

家全体の見た目を良くするだけではなく、防犯面でも重要な役割を果たします。

《外構工事の費用相場は?》
外構工事は基本的に建物本体費用に含まれないので、予算は別途用意しておく必要があります。

●門扉
門扉は門柱やポスト、表札などと一緒に工事することが基本で、門扉も含めると10~30万円程度。

●フェンス
家の防犯性を高め、装飾にもなるフェンス。
アルミや木材などの材質や取り付ける数や範囲により費用は異なります。
一般的には20~50万円前後と言われています。

●駐車場
地面をコンクリート舗装しただけのものや、屋根と柱を設けたカーポートなど、様々な種類があります。
費用相場は地面のコンクリート舗装で1㎡あたり1万円程度。
カーポート設置となると15~30万円程度。
車1台分の駐車スペースの外交工事費は40万円程度を見積もっておくと良いかと思います。
ただ、屋根のあるカーポートは建築物の扱いになるので、建蔽率によっては設置できない場合もあります。
駐車場にこだわりがある場合は、建物と並行してプラン検討することをオススメします。

●玄関アプローチ
玄関までの道のりである玄関アプローチは、10~60万円程度です。
一般的には1㎡あたりの価格で算出されるので、施工面積が広くなればなるほど費用は高額になります。

●庭
庭は面積や工事内容によって費用は大きく異なります。
芝生を敷くだけであれば1㎡あたり1万円程度で済みますが、庭全体にわたる大規模な工事となると100万円以上かかるケースも珍しくありません。

芝生は自分たちで植えて、外構工事費用を抑えるという方も多くいらっしゃいます。
芝生くらいならば初心者でも楽しんで植えることができるでしょうが、外構工事は種類によっては資格が必要で、高度な技術が必要なものでもあるので注意が必要です。

外構は全般的に風や雨など天候の影響を受けやすいので、フェンスや門扉などをDIYで設置した場合に、設置が甘いために台風で倒れてしまったというような危険事態も招きかねません。

やはり専門業者に依頼することをオススメいたします。


《外構工事を依頼するタイミング》

●建物を建てるタイミングで依頼するのがオススメ!
外構工事単体では住宅ローンを利用できません。
住宅ローンとは別にリフォームローンを組むという選択もありますが、住宅ローンに組み込んでしまった方が、金利が低くなるので支払額を抑えることができます。

ただし、住宅ローンに組み込むためには家の中のプランと同時並行で外構のプランも決定することが必要です。

先述したとおり、外構工事の内容によっては建蔽率の制限対象となる場合もあるので、外構も家の一部として早めに考えておくに越したことはありません。


外構工事は家の印象を左右するだけではなく、機能性や防犯性も大きく左右します。

「建物内の間取りや内装にばかり気を取られて、外構を後まわしにしてしまった」
こんな声も少なくはありません。

気づいた時にはどうにもできない状態だったなんて事態にならないためにも、家づくりと並行してしっかり計画していってください。

こちらで挙げた工事費用の金額は、あくまでも目安です。
この金額だけで判断せずに、しっかりと見積を取って確認してくださいね。

「家づくり相談」では、今回お話しした「外構工事のタイミング」や、弊社で家づくりをなさった方々の「外構工事の平均金額」なども詳しくご説明いたします。
ぜひご利用くださいませ!

それではまた!

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