皆さま こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの染矢です。
さて今回は…
「省エネ住宅」について
詳しくお伝えしていきますね。
これからの家づくりは「省エネ住宅」でないと
・各種補助金の利用ができない
・住宅ローン減税が受けられない
・余計な光熱費を支払い続けることになる …等々
何かと損をし続けてしまう
ということを先にお伝えしておきますね。
ちなみに、弊社が手掛ける家は
各種補助金の対象となるのでご安心ください!
「どんな補助金が利用できる?」
「光熱費はどれくらい変わる?」
そんなご相談がございましたら
ぜひ「家づくり相談」をご利用くださいませ!
「カーボンニュートラル」や「SDGs」といったワードを耳にすることがとても多くなり、様々な分野で環境問題に配慮する取り組みが行われています。
もちろん「家づくり」の分野も例外ではありません。
今、建築業界に求められているのは「省エネ住宅を推進して、環境にかかる負荷を抑えること」です。
もちろん弊社でも「ZEH基準を満たす省エネ住宅」を標準仕様にして取り組んでおります。
優れた省エネ性能を持つ住宅は長期的に光熱費の出費を抑えられるので「環境に優しい」だけではなく「家計に優しい住宅」とも言えます。
【省エネ住宅とは?】
◎エネルギー消費を抑えられる住宅
冬は暖かい空気を室内に閉じ込めて、夏は外気の熱が室内に入らないようにする構造が採用されている住宅のこと。
これによりエアコンや暖房器具を過度に使用する必要がなくなるので、エネルギー消費を抑えられるというわけです。
・気密:室内外の空気が出入りしないように隙間を減らすこと
・断熱:室内の空気を逃がさないようにすること
・日射断熱:外からの熱を侵入させないようにすること
これら3点をしっかり満たすことでエネルギー消費を抑えた住宅が実現します。
ただし、気密性や断熱性の高い住宅は「室内の空気がこもってしまう」というデメリットもあるので、こまめに換気を行うことが重要です。
◎自然エネルギーを活用した住宅
電気を創る太陽光発電にプラスした「蓄電池」や、ガスと空気を使って電気を創る「エネファーム」などの設備を導入して、自然エネルギーを最大限に活用する住宅のこと。
環境省の調査によると、家庭における年間CO2排出量のうち、64%が電気によるもので、国内の発電電力量のうち72.4%をCO2排出を伴う火力発電が占めているとのこと。
「自宅で自然エネルギーを活用して電力を創り出して使用する」という仕組みを整えることで、CO2排出量を削減しカーボンニュートラルに貢献しようというのが国の狙いです。
【省エネ住宅の評価基準】
◎外皮性能
外皮性能とは住宅の断熱性に関する指標です。
外壁や床、屋根、窓等の外気と触れる外皮の「UA値(外皮平均熱貫流率)」と「ηAC値(冷房期の平均日射熱取得率)」という2つの指標で示されます。
外皮性能の基準値は地域によって異なり、エリアごとに8つのカテゴリに分けて示されます。
なお、東京都の地域区分は6、埼玉県の地域区分は5です。
UA値:値が小さいほど室内と外気で熱が出入りしづらいことを示します。
地域区分6の東京都、地域区分5の埼玉県ともに以下の基準値が定められています。
UA値】
ZEH+基準住宅:0.50
Z省エネ基準住宅:0.87
ZEH基準住宅:0.60
ηAC値:値が小さいほど日射が入りにくく、室内の涼しさをより保つことを示します。
ηAC値】
地域区分6・東京都:2.8
地域区分5・埼玉県:3.0
※国土交通省「住宅性能表示制度における省エネ性能に係る上位等級の創設」
◎一次エネルギー消費量
省エネ性能の効果と太陽光発電の創エネルギー性能を測る数値で、BEIという指標を用います。
BEIが1.0以下であれば省エネ基準を満たします。
BEIの算出式】
「設計一次エネルギー消費量」÷「基準一次エネルギー消費量」=BEI
「基準一次エネルギー」
省エネ性能のない建材や設備を採用した住宅における標準的なエネルギー消費量
「設計一次エネルギー消費量」
省エネ手法を採用した住宅でのエネルギー消費量から太陽光発電システムなどによる創エネルギー量を引いた数値
◎住宅性能表示基準
2023年現在、国土交通省による「住宅性能表示制度」では1~7に区分された断熱性能基準が設定されています。
そのうち省エネ基準を満たすのは等級4以上で、それぞれ以下に挙げる性能を示しています。
等級7】
断熱性能等級:エネルギー消費量を約40%削減
一次エネルギー消費量等級:設定なし
等級6】
断熱性能等級:エネルギー消費量を約30%削減
一次エネルギー消費量等級:ZEH基準(省エネ基準▲20%)
等級5】
断熱性能等級:ZEH基準
一次エネルギー消費量等級:省エネ基準▲10%
等級4】
断熱性能等級:省エネ基準
一次エネルギー消費量等級:省エネ基準
弊社が手掛ける家は「等級6」の基準を満たしています。
※国土交通省「住宅性能表示制度における省エネ性能に係る上位等級の創設」
いかがでしたでしょうか?
UA値、ηCA値、BEIだなんだと、専門用語だらけで頭がごちゃごちゃになった方も多いのではないでしょうか?
ハイ!私も初めは思いっきり頭がごっちゃごちゃになりました。笑
こちらのブログでは「お金の話」が多いように感じられるかもしれませんが、私は家づくりのプロでもあります!
今回お伝えしたような、住宅の性能についても熟知しております。
「これから建てる家は省エネ住宅じゃないとダメって聞いたけど、どうなのよ?」
「省エネ住宅だと補助金があるって聞いたんだけど…」
「省エネ住宅だと節税にもなるって聞いたんだけど…」
家づくり相談でとても多い質問です。
気になる方はぜひモデルハウスにお越しください。
実際の建物を見学いただきながら、しっかりお答えいたしますので!
それではまた!