社長ブログ

住宅ローンの基礎知識 Part.3

2024.02.27 カテゴリー:お金の話, 住宅ローンの話, 金利の話, 資金計画

皆さま こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの染矢です。

さて、前回に引き続き
「住宅ローン」の話です。
『固定金利型』について
詳しくお伝えします。


銀行などの金融機関で
住宅ローンを借りるとき
次に挙げる3種類の中から
金利タイプを選ぶのが一般的です。

『変動金利型』
『固定金利型』(全期間固定金利)
『固定金利選択型』(固定期間選択型)

このうち『固定金利型』
返済終了まで金利が変わることはありません
一般的には融資実行時点の金利が
返済終了時まで適用され続けます。

金利水準変化の影響を受けることがなく
元利均等返済であれば、毎月返済額も
返済終了まで変わらないため
非常に安全で資金計画も立てやすいという
メリットがあります。

しかし、他の金利タイプに比べて
適用金利が高めなのが一般的で
これがデメリットとも言えます。


それでは同じ固定金利でも
『固定金利選択型(固定期間選択型)』
どのような仕組みなのか
細かく説明していきますね。

こちらは返済開始当初から2年や3年
5年・7年・10年・15年・20年など
一定期間の適用金利を固定するタイプです。

固定期間が終了すると
その時点の金利水準で変動金利型にするか
再びいずれかの固定期間を選択するか
選ぶというのが一般的です

その際に、変動金利型にする場合には
手数料はかからないけれど
固定期間を選択する場合には
手数料がかかるのが特徴でもあります。

金融機関によって
固定期間の選択肢が異なっていたり
固定期間終了後のルールも
違う場合があるので注意が必要です。

検討する際には金融機関ごとに
しっかり確認することが重要です。


《まとめ》

※『固定金利型』は
返済期間の全期間の金利が固定されるが
他の金利タイプよりも適用金利が高め

※『固定金利選択型』は
一定期間の金利が固定される

※『固定金利選択型』は
金融機関によって固定期間の
選択肢が異なっていたり
固定期間終了後のルールも
違う場合があるので注意が必要


いずれにせよ、住宅ローンを組む際には
金融機関にしっかりと確認をして
比較検討することが重要となります。

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