皆様こんにちは！
ファイナンシャルプランナーの染矢です。
今回は、最近ご質問が多い「ペアローン」について、
メリットとデメリットを分かりやすく解説いたします。
ペアローンとは夫婦それぞれがローンを組み、互いを連帯保証人とするローン契約です。
一つの物件に対し二つのローンを組むことで借入額を増やせるため、
共働きが主流の近年利用者が増加しています。
特に都市部では住宅価格が高騰しており、望む物件を手に入れるために
ペアローンを考える方も多いでしょう。
しかし、ペアローンにはメリットと同じくデメリットも存在します。
これからそれぞれについて解説していきますね。
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【メリット1】借入額を増やせる
ペアローンでは二つのローンを組むため、借入額を増やせます。
「三井住友トラスト・資産のミライ研究所」の2023年の調査によると、
20代で1.4倍、30代で1.3倍まで借入額が増加します。
また、金利タイプなどの条件を個別に設定できる利点もあります。
【メリット2】夫婦ともに住宅ローン控除を利用できる
住宅ローン控除とは、年末の住宅ローン残高の0.7%を所得税から最長13年差し引ける制度です。
ペアローンを利用すると、夫婦それぞれがこの控除を受けられます。
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【デメリット1】パートナーの死亡リスク
ペアローンでは債務者の死亡時にローン残高が団体信用生命保険で返済されますが、
これは死亡した人の債務のみです。
片方が亡くなると、残された方が大きな負担を背負うリスクがあります。
【デメリット2】離婚時のリスク
離婚はペアローンの大きなリスクです。
離婚によりローンを単独のものに変更する必要がありますが、これは容易ではありません。
特に、ローン残高が高い場合、金融機関から繰り上げ返済を求められることが多く、
場合によっては自宅を売却する必要が出てくるかもしれません。
さて、今回はペアローンのメリット・デメリットを綴らせて頂きました。
ペアローンにはメリットとデメリットがありますので、
検討中の方は仕組みを理解し長期的な家計計画を立てることが大切です。
なんだかローンを組むことが不安になってきちゃった・・・なんて方、
ぜひ弊社の住宅相談会にご参加ください。お客様のライフプランに合わせた資金計画を
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それではまた！
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