キッチンから洗面室、クローゼットを経てバルコニーへ。生活動線と収納は工夫しました

賃貸に住んでいましたが、家族も増えたので家を建てたいな、というのが家づくりの始まりでした。スタイリッシュなデザインの家がいい、というのが二人の共通の意見で。ずいぶんたくさんの展示場やモデルハウスを見たよね。

そうそう。アローズホームさんは、雑誌で見て「いい感じだね」って意見が合ったのよね。アローズホームさんが手がけている「ディーズスタイル」のモデルハウスに行ったら、かっこいい外観デザインに一目惚れして。ただ、間取りやプランは自分たちの家族構成や暮らしに合わせてつくりたい、と思っていたので、自由度のより高いアローズホームさんにしたんです。

予算的にも自分たちにぴったりだったし。最初に相談に行ったとき、染矢社長が対応してくれて、全然営業していない感じがよかった。いろいろ話すうちに、自然な流れで、「家づくりを考えているなら、お手伝いしますよ」と。堅苦しくなく、こんなに自然な流れなら、いい家づくりができるんじゃないかな、と思いましたね。そこから土地探しも一緒に考えてくれて。この土地もアローズホームさんが見つけてくれたんですよ。

２階LDKで、視界が開けている正面に向けて大きなフィックス窓をつくりました。間口が細めの長い敷地なので、LDKはキッチンからリビングまで一直線なのですが、この大きな窓のおかげでキッチンまで明るいですね。それから、リビングをワンステップ下にして、ダイニングと空間を区切って、広がり感を出しました。

共働きなので、生活動線のいい家にしたいというのがありましたね。キッチンの隣から洗濯機のある洗面室に続き、そこからウォークインクローゼットを抜けてバルコニーに出られる生活動線は、私が考えました。洗濯したらバルコニーで干して、乾いたらすぐにクローゼットにしまえるようにしたかったので。

デザインもこだわったよね。外観は片流れで黒い漆喰。２階LDKはちょっとハードなイメージで、マットな黒のインテリアで統一しています。

生活の中心になる２階の使い勝手がいいですね。キッチンから全フロアが見渡せて、子どもたちの様子がわかるし、洗濯して干して、しまって、という動作がすごくスムーズ。それから、限られたスペースをできるだけ広く使いたいと思って、収納はたっぷりつくりました。リビングの段差も全て収納になっているので、子どもたちのオモチャもスッキリ片付いて気持ちいいですね。

２階リビングをワンステップ下げたアイデアは、よかったな。段差に腰掛けることもができるし、吹抜けの天井がより高く感じられて、開放感があります。クローゼットも家族それぞれのスペースを分けているので、自分も子どもたちもキチンと整理整頓できますよ（笑）。