こんにちは!
染矢建設の染矢忠彦です。
さて、今回は…
税や保険料の負担増への対策として
「節約と節税」についてお話ししますね!
日本ではここ数十年、税と社会保険料の負担が増え続けています。
過去の朝日新聞の記事にあった試算によれば、一般の働く世帯の1ヶ月あたりの税と社会保険料の負担は平成の約30年間で約34,000円も増加していて、上昇率は36%、年間換算では約40万円にもなっています。
税と社会保険料の負担増に加え、物価も上がりました。
アベノミクスはインフレ誘導に懸命でしたが、平成の約30年間の推移で見る限り、物価はすでに1割上昇しています。
一般世帯から、どんどん現金が流出する流れが顕著になっています。
深刻なのは、これだけの高負担を国民に強いているにもかかわらず、国の財政が悪化し続けていることです。
国の借金総額は約1100兆円という途方もない額まで膨らみました。
それにより今後さらに税と社会保険料の負担が増える可能性は極めて高いと考えられます。
なんとも暗い話から始めてしまった今回のブログですが、この記事に書かれた問題は自分も含め、全ての方にとって切っても切り離せない問題なのです。
これから家づくりをするにあたって、この問題とも向き合いながら資金計画を立て、家づくりの予算編成を行わなければならないのです。
✔ 「節税」を意識する時代
税と社会保険料の負担増が止まらない時代を生き抜いていくためには、自分自身で準備し、自力でその流れに対抗するしかありません。
そのために
まずすべきことは「節約」です。
例えば
「購入する車の費用を抑える」
「外食の頻度を減らす」
「嗜好品を我慢する」
などが挙げられますが、家づくりにかける費用もまた節約すべきものの1つなのです。
みんなが掛けているからといって、あなたも同じようにお金を掛けてしまうと、30年後、非常に苦しい生活を強いられる可能性がグンと高くなってしまうのです。
それゆえ、家づくりをする前に自分たちの経済的状況に合わせた資金計画をしっかり練る必要があります。
決して
「周りの話に振り回されることなく」です。
次に、これからは
誰しもが「節税」も意識する必要があります。
家を建てると適用となる「住宅ローン控除」はもちろん、病院や薬局でかかった費用に応じて税金が安くなる「医療費控除」も積極的に使うべきですし掛金が全額所得控除となる個人型確定拠出年金のiDeCoなども進んで利用すべき制度だと思います。
この他「NISA」や「つみたてNISA」なども前向きに検討すべきです。
投資に対するネガティブな先入観から、多くの方が敬遠しがちですが、キャピタルゲイン(売買差益)に対して課せられる約20%の税金が非課税となるので、これも「節税」に繋がる制度と言えます。
現在は、銀行にお金を預けていても増えるとは言えません。
銀行に貯金をする意味は、全くないと言っても過言ではありません。(むしろ、時間外に引き出すとマイナスになってしまいます)
一方で前述のような制度を知り、積極的に利用すれば、高いリスクを取ることなく着実にお金を増やすことが出来ます。
さらに厳しくなっていく未来を決して甘く考えることなく、現在と並行してファイナンシャルプランを立てていくことが重要です。
そして家づくりの際には、現実的な資金計画をして、家族が安心して暮らせる未来を手に入れていただきたいと、切に願っております。
それではまた!