こんにちは!
ファイナンシャルプランナーで
整理収納アドバイザーでもある染矢です。
さて、今回は…
みんな大好き収納についてのお話しです。
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こちらのブログで何度もお伝えしているように
家はできる限りミニマムにつくるべきです。
これは無駄なコスト削減が最大の理由です。
今回お伝えさせていただく収納は
いたずらにコストを押し上げてしまう
大きな要因となる要注意ポイントになります。
「家を建てるなら収納はたくさんつくりたい…」
家を建てる誰しもがこのようにお考えですよね。
今暮らしているアパートの収納では
全てが納まりきらず部屋にあふれてしまい
新居では絶対にそうならないようにと。
その結果予算が許す限り
「出来るだけ多くの収納をつくりたい」と
担当の設計士に伝えてしまいます。
✔ 家づくりの落とし穴
しかしいざプランができあがってみると
「あれっ?これだけじゃ足りないんじゃないか?」
と感じてしまうのです。
プリントアウトされた間取図を
ひたすら上から見てしまうと
99.999…%と言えるほどの高確率で
「収納が少ない」と不安になります。
そしてその不安を打ち消すために
床面積を広げることによって
収納の分量を増やそうとしてしまいます。
その結果それに連動して家のコストは
どんどん膨れ上がっていってしまうのです。
✔ 収納の正しい考え方
このように収納を床面積で判断してしまうと
それに連動してコストが膨れ上がってしまいます。
しかし床面積を広げたところで
より多くのモノが置けるようになる
というわけでもないのです。
「ではどうすればいいの?」
この答えはとっても簡単で
収納は壁面積で考えれば良いのです。
つまり
壁をいかに上手く使うかということが
収納量を大きく左右する要因となります。
特にLDKの周辺に置くものは
細々したモノばかりだと思います。
これらを管理しやすくしようと思うならば
奥行きの深い収納をつくるより
奥行きの浅い収納をつくるべきです。
そして家の壁の量を多くするということは
家づくりの重要ポイントでもあります。
家の壁の量を多くする
=必要のない窓はなくすべきである
ということになりますね。
家の壁が多くなれば収納として利用できる壁が増えます。
しかもそれだけではなく
壁が多くなった分、耐震性も高くなり
断熱性も気密性も高くなります。
このように
壁を上手く使うことが出来れば
家のコストを上げることなく
収納がたっぷりある家を実現できます。
そして同時に
耐震性にも省エネ性にも優れた家を
つくることが出来るのです。
間取図で不安を膨らませて
床面積とコストを無駄に増やしてしまうような
残念な家づくりは絶対にしないでくださいね。
家づくりについてのご相談は
いつでもお待ちしております!
それではまた!