社長ブログ

「窓」は多ければ多いほど良い?

2021.07.06 カテゴリー:家づくり

こんにちは!
染矢建設の染矢忠彦です。

今日は「窓」について
詳しくお話ししますね!


窓は
外からの「光」を室内に採り込むために存在します。

窓は
外からの「風」を室内に採り込むために存在します。


↑大きな窓に頼らずに光と風を採り込むことを実現した家

この2つの機能をしっかりと果たすためには
窓のつくり方を、よく考える必要があります。

なぜなら、ただ単に窓をたくさんつくったからといって
その機能をうまく果たせるというわけではなく
むしろ、その機能を全く果たせていない家が
たくさんあるというのが実状だからです。

窓を多くつくればつくるほど
無駄に建築コストがかさんでしまうことも
よく考えなければならない理由のひとつです。

例えば、大きな窓をつくったとしても
家の中が外から丸見えになってしまうとしたら
カーテンを付けざるを得ませんよね?
となると、カーテンが光を妨げてしまうことになります。

また、その窓に防犯的に不安を感じてしまうとしたら
そこにはシャッターを付けたくなってしまいますね。

窓の向こうに障害物がなく
風当たりがきつそうだったり
風によって物が飛んできそうだったり
直射日光の強い日差しが入ってきそうだとしたら
これもまた、シャッターを付けたくなってしまいますね。

そのシャッターを
ずっと閉めたままにすることになったら?

ですよね…
そこは壁があるのと同じ状態です。
そこに窓をつくった意味がなくなってしまう
ということです。

それゆえ間取りを考える時には
窓の存在理由でもある大切な機能を潰してしまう
カーテンやシャッターを付けなくていいような
窓の配置を考えなくてはいけません。

また、位置だけではなく、形やサイズ
そして使用するガラスのことまで
よく考えて設置していく必要があります。

このように考えていくと
窓の数を必要最小限に抑えることができます。

その結果、窓にかかる建築コストも
最小限に抑えることができるようになります。

さらに
カーテンがいらないように設計できれば
カーテン費用もカットできるので
さらに建築コストを抑えることが
可能となるのです。

 

使えない窓を省くことよる数々のメリット

その1:断熱性能が高くなる

「窓が少なくなる」ということは
「壁の数が多くなる」ということでもあります。

となると、窓よりも断熱性能に優れた
断熱材が施工される箇所がより多くなるということです。

その結果、必然的に断熱性能は高くなります。

 

その2:収納力が高くなる

窓が少なくなり、壁が多くできるということは
室内側の壁面積が増えるということでもあります。
となると、より収納を増やすことができます。

収納力は「いかに床面積を広げたか?」で
決まるものではなく
「いかに壁面をうまく活用できたか?」によって
決まるのです。

収納をより充実させるためには
たくさんの壁をつくると同時に
空間の余白を有効活用する必要があるのです。

壁面をしっかり確保しておけば
家具や棚なども設置しやすくなり
空間の余白をより有効活用しやすくなります。

 

その3:外壁が汚れにくくなる

窓が少なくなることによる3つ目のメリットは
外壁の汚れ箇所を減らすことができるということです。

というのも
外壁の汚れの最大の原因は窓だからなのです。
窓の上に溜まった土やほこりが
雨によって垂れ流されてできる垂れジミですね。

窓を少なくできれば、垂れジミも少なくなり
外観を長く美しく保ちやすくなります。

もっと長い目で考えると
外壁の塗り替えにかかるメンテンンス費用を
抑えることにも繋がるのです。

 

いかがでしたか?
窓のつくり方をよく考えて計画できれば
以上のようなメリットに繋がるのです。

「窓がたくさんあるから、明るくて開放的な家」
というわけではありませんし
「窓がたくさんあるから、風通しがいい家」
というわけでもありません。

逆に
「窓が少ないから、暗くて閉塞感のある家」
というわけでもありませんし
「窓が少ないから、風通しが悪い家」
というわけでもありません。

この事実をしっかりと踏まえて
より少ないコストで
よりいい家を建ててくださいね。

それではまた!

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