社長ブログ

土地予算を圧縮するためには

2021.08.10 カテゴリー:お金の話, 住宅ローンの話, 家づくり, 資金計画, 土地さがしの話, コストダウンの話

こんにちは!
染矢建設の染矢忠彦です。

さて、今回は…
「土地予算を圧縮するための秘訣」について
お伝えしていきますね。


もし、あなたが資金計画を行なった結果
「家づくりの予算を抑えなければいけない」
という現実に直面したとしたら…

まずは「土地の予算を圧縮すること」を検討し
ぜひ実行してください。

なぜなら
予算圧縮のしわ寄せを家だけに集中させてしまうと
住みにくく、品質が悪い家になってしまいますし
家だけでは、そこまで大きな予算の圧縮にならないからです。

また「家づくりの予算圧縮」のためには
「土地の予算圧縮」と同時に「庭の予算圧縮」も
欠かせない要素となります。
それらを実現するための鍵を握るのが
「土地選び」なのです。

 

✔ 『土地予算を圧縮するための秘訣』は
土地の日当たりの良さにこだわらない』ということ!

土地の値段は、日当たりの良さに大きく左右されます。
つまり「日当たりが悪そうな土地は安く値段がつけられ」
「日当たりが良さそうな土地は高く値段がつけられる」
ということです。

しかし「日当たりが良い」ということは
「家が建つ南側がオープンな状態になっている」
ということでもあります。

となると、その南につくった大きな窓は
そのままでは外から室内が丸見えの状態に
なってしまいますね。
そして「視線を防ぐため」に
カーテンを付けざるを得なくなるのです。

また「大きな窓の防犯を強化するため」
かつ「台風の強風から家を守るため」
さらに「暑くて厳しい直射日光を防ぐため」
その大きな窓には
シャッターも付けざるを得なくなります。

その上、防犯を強化するためには窓だけではなく
塀や庭にも多額の工事費用をかけざるを得なく
なってしまいます。

そして、これらが積み重なった結果…
家や庭にかかる費用までも割高になり
土地・家・庭の全てが割高になるという
最悪の事態に陥ってしまうのです。

なんのための自由設計、注文住宅なのか?

それにひきかえ
日当たりが悪そうな土地は人気が無いため
ずいぶん割安で購入することができ
ます。

また、不動産屋さん側から見ると
売れにくそうな土地ほど早く処分したいので
大胆な値段交渉が可能となり
さらにお得な値段で土地を購入しやすくなります。

それゆえ、土地価格を圧縮するためには
誰もが狙わない、このような人気のない土地を
狙うようにするべきなのですが
「日当たりが悪そうな土地
=暗くてジメジメした家になる」
というネガティブなイメージが先行してしまうことから
どうしても避けてしまうようになります。

ですが「自由設計」というのは
本来、土地が持つメリットを活かすだけではなく
デメリットを解消するための手段でもあるはずです。

例えば、太陽の光を採り込みたいならば
「南に建つ家から十分な距離をとった場所に建てる」
もしくは
「より高い位置から太陽の光を採りこむ」
これらを意識して設計することで
たとえ日当たりが悪そうな土地であったとしても
明るくて開放的なリビングダイニングキッチンを
つくることが可能となります。

つまり
その土地が持つデメリットは
設計次第で解決することができる
というわけです。

明るく開放的な家をつくるために
土地の日当たりの良し悪しは
ほぼ関係ないといっても過言ではありません。

なので、この事実をご理解いただいて
同じエリアで、同じ環境で
より安く土地を購入していただきたいと
願っております。

うまくいけば、相場の半額ぐらいで
土地が手に入るかもしれませんからね♪

それではまた!

アローズホームのSNSはこちら!