社長ブログ

固定観念を覆す考え方

2021.11.16 カテゴリー:家づくり

こんにちは!
染矢建設の染矢忠彦です。

さて、今回は…
『家づくりの固定観念を覆す考え方』について
お伝えしていきたいと思います。


家づくりでは、まず土地が必要になりますが
土地には「建ぺい率」という規制があります。

「建ぺい率」とは
その土地の上に一体どれくらいの大きさまで
1階をつくっていいのかを示す基準なのですが
例えば、土地の広さが40坪で建ぺい率が60%の場合
その土地には、40坪×60%=24坪まで
1階をつくっても良いということになります。

もちろん、それは
「車を何台停める予定なのか」とか
「庭をどのように使うのか」などによって
違ってくるので一概には言えませんが
できれば制限いっぱいまで
1階を大きくつくることをオススメします。

1階を大きくつくると
耐震性や耐久性が高くなることはもちろんですが
より暮らしやすい家になります
庭の維持管理の手間も少なくて済むからです。

しかし、これからお伝えする3つの固定観念から
多くの方が敷地をあまり有効活用できていません。

その①
家は「日なた」に建てるという当たり前

日当たりのいい家にすることを大前提として
日影が極力できない土地を探すことや
日影ができてしまう土地であれば
日影を避けて間取りを考えることが
家づくりでは当たり前となっています。

しかし、果たして全ての部屋の
日当たりを良くする必要はあるのでしょうか?
また、全ての部屋を南向きにする必要は
あるのでしょうか?

この点をもっと掘り下げて考えていただくと
もっと家づくりに自由度が生まれます。

つまり
日影に配置しても構わない部屋があるとしたら
無駄に敷地を余らせることなく
日影となる部分を利用するという
そんな選択肢も出てくるというわけです。

その②
プライベートルームは2階という当たり前

ハウスメーカーのモデルハウスはもちろんのこと
既存の家の大半が、プライベートルームは2階という
この原則を基に間取りをつくっています。

それゆえ、知らず知らずのうちに
それが当たり前なんだと
頭に刷り込まれているのです。

しかし、冷静に考えてみてください…

まだ幼い小さなお子さんは
2階につくった自分の部屋を使うでしょうか?
わざわざその2階の部屋まで
荷物を片付けに行くでしょうか?
一体いつからその部屋で寝るでしょうか?

また、子供たちはやがて家を出て行きますが
その時、その部屋を別の用途として
使えるでしょうか?

そう考えてみると、敷地にゆとりがあるのに
わざわざプライベートルームを
2階につくる必要はあるんでしょうかね?

1階につくるという選択肢があっても
良いと思うんですけどね。

その③
コスパに優れているという当たり前

そして最後の理由が
「2階建ての方がコスパに優れている」
という固定観念です。

逆に言うと
「平屋は高い」という固定観念ですね。

確かに、同じ面積で比べれば
平屋の方が高くなるんですが
結局はこれも、家のつくり方次第なので
ここからは、そうならないための
考え方についてお伝えしていきたいと思います。

コストをアップさせない工夫

まず、1つ目の工夫が
廊下をなくすということです。
プライベートルームを全て2階につくった場合
2階にはそれぞれの部屋に行くための
廊下が必要となるのですが
プライベートルームを1階にも分散してつくると
この廊下を少なくできたり
あるいはゼロにすることも可能です。

また、2階につくる部屋が少なくなれば
2階にトイレをつくる必要もなくなるので
トイレスペースとトイレのコストも
カットすることができます。

そして、2つ目の工夫が
「プライベートルームを
必要以上に大きくつくらない」

ということです。

なぜなら、寝る時間以外は
ほぼリビングで過ごすようになるからです。

つまり、寝室にせよ子供たちの部屋にせよ
言うなれば、ただ寝るだけの部屋なわけですから
最低限で良いということなのです。

これらはコストカットのほんの一例ですが
このような工夫が出来れば
住み心地や暮らしやすさを全く損なうことなく
面積をカットすることが可能となり
その分のコストをカットすることができるのです。

家づくりのよくある常識
この「固定観念」を無条件で受け入れるのではなく

このように別の角度や視点からも考えていただき
合理的で暮らしやすい、それでいてコストも手頃な
最高の家を建てていただきたいと願っております。

それではまた!