おはようございます!
染矢建設の染矢忠彦です。
さて、今年ラストの投稿となる今回は
家づくりに不安を感じている方々へ
『リスクを抑えながら家を建てる方法』について
詳しくお話ししますね。
少しでも不安の解消に繋がれば幸いです。
家が欲しいと思っていても
コロナウイルスが確実な終焉を迎えない限りは
「怖くて一歩が踏み出せない」という方も
多いのではないでしょうか?
勤め先が倒産とまではいかなくても
減給となってしまったり
ボーナスがカットされてしまったり
最悪の場合、リストラというリスクも
無いわけではありませんからね。
ということで
これから家を持ちたいとお考えの方は
どのタイミングで、どのように家を持つべきなのか
より現実的に考える視点をいくつかお話ししますね。
例えば
減給やボーナスカットやリストラにあっても
今の家賃と同じくらいの支払いなら
なんとかなりそうなのだとしたら
今より負担を増やすことなく家を持つ方法を
考えてみるとか、です。
ご夫婦どちらかの実家に
空いている土地があるとしたら
そこに建てるという方法も考えられます。
こうすれば、土地を買わずに済むので
土地を買って家を建てる場合よりローンの負担が減り
その分、将来に向けての積立に充てることができます。
(土地を買わなくていいからといって
家にお金をかけ過ぎたら意味がありませんが…)
また、親御さんがリタイアされているとしたら
仕事中、子供の面倒を見てもらって
保育料を省くこともできますし
その分、家計にゆとりが生まれるかもしれません。
食費や雑費なども割安になるかもしれないし
固定資産税も、土地の分は
親御さんが払ってくれるかもしれないです。
親御さんも、あなたやお孫さんが
近くにいてくれたら嬉しいでしょうから。
(もちろん逆の場合もありえますが…(-_-;))
恐らくこれが
最も負担を軽減できる方法だと思いますが
こんな恵まれた環境にある方は
少ないというのが現実です。
✔ 土地を買わないといけない場合
実家に土地が無く
土地から買わなければいけないとしたら
ローンの負担はそこまで軽くならないため
違う視点で考えてみる必要があります。
もちろん
これは立地条件にもよりますが
「車を手放す」という選択も
一つの有効な手段です。
少し前にもお伝えしましたが
車を1台所有するには
自動車保険や税金、燃料費など
毎月換算で5万円程度の負担が掛かります。
土地購入による毎月の負担が
3万円上がったとしても
車の負担が5万円下がれば
結果的に負担は下がりますので。
✔ 車を所有したい場合
とはいえ、さすがに車を手放すのは
現実的に無理があるという方も
いらっしゃると思います。
むしろ
ほとんどの方がそうかもしれません。
そんな方にオススメなのは
「みんなと正反対の家づくりをする」
ということです。
「みんなが買うような土地は買わず」
「みんなが建てるような家は建てず」
「みんながつくっているような庭にしない」
ということですね。
これらの具体的な内容は
過去のブログでもお話ししていますが
つまりは、土地、建物、庭の
全てのコストを合理的に省くことによって
大幅なコストをカットしながら
家づくりができるというわけです。
この選択肢は
実家の土地に建てるとか
車を手放すのに比べると
効果は薄いかもしれませんが
それでも
みんなと同じように家を建てるのに比べて
経済的なゆとりに繋がるのは確かです。
不確実で不透明な未来への不安をかき消すためにも
これまでの考え方や価値観にとらわれることなく
柔軟な考え方で家づくりをしてください。
いかにリスクを抑えながら
家を持つことができるか?
たとえ減給やボーナスカット、リストラといった
不測の事態が起こったとしても
家をずっと守り続けられるようにする
これが、これからの家づくりに
欠かせない考え方ですからね。
それでは皆様
よいお年をお迎えくださいませ。
来年もよろしくお願いいたします!