社長ブログ

住宅ローン以外にかかる毎月のランニングコスト

2023.05.30 カテゴリー:お金の話, 住宅ローンの話

皆さま こんにちは!
染矢建設の染矢です。

さて今回は…
「住宅ローン以外にかかる毎月のお金」の話です。

知らないと地獄を見ることになる…
そんな話なので、ぜひご一読ください!

・・・・・・・・・・

「家賃と同じ支払額で
夢のマイホームが手に入る」

家づくりをお考えの方々なら
こんな売り文句を目にしたことが
あるのではないでしょうか?

まず初めに言っておきます!
「その売り文句、大ウソです!」


大ウソと言うと語弊があるかもしれませんね。

確かに
マイホームを手に入れることは可能ですが
その後の生活で確実に地獄を見ます!

この売り文句を正すとしたら…

「家賃と同じ支払額で
夢のマイホームは手に入りますが
その後の生活では地獄を見ます」
といったところでしょうか。

ということで、まずは
家賃と住宅ローンの違いについて
詳しくお話ししますね。

一般的な賃貸住宅の場合
家賃と合わせて「管理費」や「共益費」を
毎月支払っています。

この「管理費」や「共益費」は
建物のランニングコストである
「固定資産税」や「修繕費用」

「保険費用」などに充てられています。

仮に今払っている家賃が100,000円だとして
その内の30,000円が上記に挙げた
「管理費」や「共益費」だとしたら…

「家賃で毎月100,000円払ってるんだから
月々の返済額が100,000円の住宅ローンを
組んでマイホームを手に入れよう!」

こんな風にお考えになる方がいても
なんら不思議でもないのですが…

でも、それは大間違いなのです!

なぜなら、住宅ローンには
「固定資産税」も「修繕費用」も「保険費用」も
含まれていないのですから!

固定資産税は土地と建物の両方に発生し
建物が新築の場合、とても高額です。
(※新築の場合、建物にかかる税額は
3年間は減額となります)

そしていずれ、給湯器や外壁等
諸々の修繕費用も確実に発生します。

建物の火災・地震保険料も必要になります。
さらに、住宅ローンには
「団体信用生命保険」が組み込まれているので
死亡保障の生命保険は必要なくなりますが
病気やケガ、入院によって働けなくなった場合に
住宅ローン返済ができなくならないように
収入を保障する保険には入っておくべきです。

マイホームを手に入れると
住宅ローンとは別にこれらのランニングコストも
貯めていかなければならないのです。

このランニングコストを毎月に換算すると
・固定資産税:10,000円
・修繕費用(10年後を想定):10,000円
・収入を保障するための保険料:5,000円
・火災・地震保険料:5,417円

トータルで30,417円を
毎月確実に貯めていかないと

いけない計算となります。

先に挙げたように
「家賃で毎月100,000円払ってるんだから
月々の返済額が100,000円の住宅ローンを
組んでマイホームを手に入れよう!」を
このまま実行してしまうと…

ランニングコスト分の30,417円が
毎月の負担増となってしまうのです。

これって確実に地獄を見ますよね。

そして「変動金利」の住宅ローンだとしたら
金利が上がれば毎月の返済額も上がるという
リスクも忘れてはいけません。

ここまでの話の流れだと
「じゃあマイホームはムリ!」と
悲観的になってしまいますよね。

でも、大丈夫です!

しっかりと資金計画を立てることで
リスクは抑えられるのですから。

資金計画のご相談にも対応しております。

「わが家の最適な資金計画は?」
そんな疑問をお持ちの場合には
お気軽にお問い合わせくださいね。

それではまた!

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