社長ブログ

どれくらいコストダウンできる?番外編

2023.05.23 カテゴリー:家づくり, 間取りや設備の話, コストダウンの話

皆さまこんにちは!
ファイナンシャルプランナーの染矢です。

前回に引き続き
家づくりのコストダウンについて
詳しくお話しいたします。


家を建てるなら
「希望は全て実現したい」と
誰しもが思うことだと思います。

前回のブログでは
間取りから無くしたことで
どれくらいコストダウンできたか
例を挙げて紹介していきました。

今回はその番外編として
バルコニーやテラス、塀などの
外まわりについて紹介いたします。

01
バルコニーの面積を
コンパクトにする

バルコニーは幅が広いと
補強が必要になります。
コストアップの原因になるので
必要以上に大きくしないことが
コストを抑えるポイントです。

バルコニーの目的が
洗濯物を干すことだけならば
奥行が90cmもあれば十分です。

バルコニーの数もポイントです。
各部屋にバルコニーが必要か?など
しっかり検討してみてくださいね。

開放的なバルコニーを考えていたが
特に景色が良い場所でもないので
2階全面に計画したバルコニーをやめて
採光と通風のためだけに
個室1室分のものをつくった

→およそ60万円のコストダウン


《 イメージ:目的を明確にしたバルコニー 》

02
バルコニーをつくらず
室内干し環境を充実させる

花粉などアレルギーの問題や
共働き世帯の増加により
外干しの需要が少なくなりました。

バルコニーをなくして
室内干し環境を充実させることは
バルコニーをつくるよりも
コストダウンとなります。

個室1室分のバルコニーをなくし
室内に天井吊り下げのハンガーパイプと
アイロン用の造作カウンターを設置した

およそ60万円のコストダウン


《イメージ:室内干し環境を充実させた家》

03
サンルームではなく
テラスを設ける

屋根と壁で囲われたサンルームは
固定資産税の対象になってしまいます。
テラスなら床面のみの施工になるので
材料費も施工費も抑えられますし
固定資産税の対象にもなりません。

強い日差しが気になるようなら
窓の外にタープを付けることで
窓からの熱の出入りを防げるので
冷暖房効率も上がります。

幅3.6m×奥行1.8mのサンルームを
テラスに変更した場合

およそ110万円のコストダウン


《イメージ:日除けのタープを設けたテラス》

04
道路に対して塀を設けずに
植栽で目隠しをする

門扉や塀、フェンスによって
大きく変わってくる外構工事。
塀やフェンスの代わりに
低木の植栽で目隠しをすれば
プライバシーも守られますし
コストダウンにも繋がります。

低木の植栽で目隠しすることで
緑豊かな素敵な外観にもなります。

敷地の道路側10mに設けた
フェンスと門扉を低木の生垣にした場合

およそ25万円のコストダウン


《イメージ:塀や門扉の代わりに植栽を採用した家》

05
3階建てではなく
2階建て+ロフトにする

3階建ては構造や防火の面で
条件が厳しくなります。
材料費や施工費はもちろん
基礎の補強も追加で必要になります。

地盤改良や構造計算費用が
追加になる場合もあります。

2階建て+ロフトにすれば
ロフトは床面積に含まれないので
固定資産税を抑えることもできます。

各階46㎡の3階建ての家を
各階60㎡+ロフト30㎡にした場合

およそ570万円のコストダウン


《イメージ:広いロフトを確保した家


いかがでしたでしょうか?

当たり前に思えていたものが
なくても困らない設備だったり
コストアップの要因だったりと
家づくりの新たな視点として
ご参考になれば幸いです。

「もっと知りたい!」という場合には
ぜひモデルハウスにお越しください。
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それではまた!

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