社長ブログ

「ZEH基準を満たす家」が受けられる恩恵!

2023.04.19 カテゴリー:お金の話, 住宅ローンの話, 性能の話, 補助金・助成金の話, 減税・節税の話, 得する話

皆さまこんにちは!
ファイナンシャルプランナーの染矢です。

さて今回は
「ZEH基準を満たす家が受けられる恩恵」
そんなテーマでお伝えします。

なお、「ZEH住宅」については
『こどもエコすまい支援事業がスタートします!』
こちらのブログをご参照ください≫


まずは「住宅ローン減税」についてです。

住宅ローン減税とは…

無理のない負担で居住ニーズに応じた住宅を確保することを促進するため、住宅ローンを借り入れて住宅の新築・取得又は増改築等をした場合、年末のローン残高の0.7%を所得税(一部、翌年の住民税)から最大13年間控除する制度 (国土交通省HPより抜粋)

この住宅ローン控除は2022年に大きく変わりました。
控除率がローン残高の1%だったのが0.7%に縮小。
その一方で
控除期間は10年間から13年間に延長されました。

そして大きな変化といえば
借入金の年末残高限度額の
「環境性能等に応じた上乗せ措置」

取られたこと。

以下の表は、住宅を新築等した場合の
環境性能等の違いによる
借入限度額、控除期間をまとめたものです。

(㈱日本住宅保証検査機構の資料より抜粋)

2024年~2025年12月31日までに建築する建物の場合
住宅ローン減税の年末残高限度額は
ZEH基準を満たした家ならば3,500万円
省エネ基準適合住宅だと3000万円
500万円もの差が!(゚д゚)!

このデータを基に計算してみると…

ZEH基準を満たした家
借入金の年末残高限度額は3,500万円なので
3,500万円×0.7%=24.5万円(年間最大控除額)
24.5万円×13年間=318.5万円。

省エネ基準適合住宅
借入金の年末残高限度額は3000万円なので
3,000万円×0.7%=21万円(年間最大控除額)
21万円×13年間=273万円。

この差はなんと
45.5万円!!!(゚д゚)!

建築する家の環境性能の違いで
なぜこんなに差をつけられてしまうんでしょうか?

これと大きく関係しているのが
「建築物省エネ基準法」の改正です。

2020年6月に政府は
「2050年カーボンニュートラル
脱炭素社会の実現を目指す」と宣言しました。

これにより我が国全体のエネルギー消費量の
約3割を占める住宅・建築物の省エネ化のために
段階的に規制の強化を実施していっているのです。

今後の取組みについては以下のとおりです。

◎2025年度には
「省エネ基準を満たす家」の適合を義務化。

◎2030年度には
「ZEH基準を満たす家」の標準化を目指す。

「省エネ基準を満たす家」と
「ZEH基準を満たす家」の違いは
以下の図をご参照ください。

(㈱日本住宅保証検査機構の資料より抜粋)

なお、弊社で建築する家は
ZEH基準を満たす『断熱等級5
一次消費エネルギー等級6』が
標準仕様となっております。

そして耐震等級3』が標準仕様です。

こちらで受けられる恩恵についても
お伝えいたしますね。

以下の表をご覧ください。

『耐震等級3』を取得した家は
地震保険料が50%OFFになるんです!!

どうやらあまり知られていないようで
弊社で家づくりをなさった方々が
「え!そんなに安くなるんですか!」と
驚愕なさるので書かせていただきました。


いかがでしたでしょうか?

◎ZEH基準を満たす家が受けられる
「住宅ローン減税」や「地震保険料」の恩恵

◎住宅・建築物の省エネ化に向けて
政府が今後どのように規制を強化していくのか

様々な情報を交えて駆け足でお伝えしたので
分かりづらかったかもしれませんね。

「分かりやすく聞きたいんだけど!」という方は
お気軽に打合せ予約を入れてください。
(電話やメールではお伝えしきれないので…)

対面したからといって
「うちで建ててください!」とか
「早くうちで契約してください!」なんて
面倒な営業は一切いたしませんので!

それではまた!

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