社長ブログ

「子どもの将来」と「子ども部屋の将来」

2023.07.25 カテゴリー:家づくり, 間取りや設備の話

皆さま こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの染矢です。

さて今回は…
「将来についての話」です。

子ども部屋を例に挙げて
お伝えしていきますね。


誰しもが経験するライフステージの変化。

今はとても必要と思っているものが
ある時を境に、全く不必要なものに
なってしまったり。。。

事前に予測するのは
なかなか難しいことだと思います。

けれど、家づくりにおいては
ある程度は予測して計画しておかないと
「こんなはずじゃなかった」と
気づく日が来ても、時すでに遅しで
後悔だらけの日常となってしまいます。

ライフステージと言っても
ご家族それぞれ変化は様々です。

弊社で家づくりをなさるご家族の
「家づくりを考え始めたきっかけ」
◎結婚を機に
◎子どもの誕生を機に
◎子どもの進学に合わせて
こんなきっかけが多いです。

そして、お子様の将来を考えて
「陽当たりのいい子ども部屋」
「家の一番いい場所に子ども部屋を」
ご希望なさる方がとても多いです。

私も子を持つ父親なので
「子どもの将来」を最優先に考える
親の気持ちは理解できます。

ただ、家づくりのプロという立場からは
「子どもの将来」は考えているけれど
「子ども部屋の将来」は全く考えていない
と、言わせていただきたいのです。

子ども部屋をどんなにこだわって
最高の部屋に仕上げたとしても
いずれ子どもは巣立っていきます。

子どもが巣立った後の
家の一番いい場所に計画した
「子ども部屋」はどうなりますか?

年に数回あるかないかの
子どもの里帰り時用に
常に空けておきますか?

家の中で一番いい場所なのに
年に数回あるかないかのために
常に空けておきますか?

もったいない限りですよね。

高額な住宅ローンを組んで
苦労して返済してきたのに
全く活かせない部屋ができるなんて
悲しすぎませんか?

だったら初めから
子ども部屋としての役割を終えた後も
有効に活用できるよう計画すれば良いと
思いませんか?

もっと言うならば「子ども部屋」と
使用用途を断定するのではなく
フリースペース内に子どもの空間を
設けておけば良いと思うのです。

ガチガチに仕切ってしまわずに
フレキシブルに使える空間ならば
その場所は「子ども部屋」だけではなく
「セカンドリビング」に変化させることも
陽当たりの良さを活かした
「室内干しスペース」に変化させることも
可能となります。

他にも
ファミリークローゼットとして使う場所を
オープンスペースにしておくと
子供が巣立った後には在宅ワークスペースや
書斎に変化させて活かすことも可能です。

家をつくるときには
今この時の暮らしやすさだけではなく
将来、子どもたちが巣立った後の
ご夫妻だけになってからの暮らしやすさも
必ず思い描いて計画してください。

「持て余してしまう大きすぎる家」
「活かしきれない空間」
こんな悩みを持つことのないよう
「家全体の将来」もしっかり考えて
計画を進めてくださいね。

こちらのブログでも詳しくお伝えしています。
ぜひ、ご参照ください
『○○部屋って決めるべき?』


「こんな家をつくりたいんだけど
将来的にはどうなのかしら?」

そんな不安をお持ちになったなら
モデルハウスへぜひご来場ください。
実際の建物をご覧いただきながら
しっかりご説明させていただきます。

相談に来たからといって
ゴリゴリの営業は一切いたしませんので
お気軽にご予約くださいませ!

それではまた!

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