社長ブログ

住宅ローンのリスクと4つの注意点 【前編】

2024.01.23 カテゴリー:お金の話, 住宅ローンの話, 金利の話, 資金計画

皆さま こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの染矢です。

さて、本日のブログは…
「住宅ローンのリスクと注意点」
そんなテーマでお伝えしますね。


「人生で一番大きな買い物は家である」と
よく言われていますが、厳密に言うと
「家」ではなく「住宅ローン」こそが
人生で一番大きな買い物です。

家にかかるお金を一括で払える人は
なかなかいないですもんね。
ほとんどの方が住宅ローンを利用して
夢のマイホームを手に入れるのです。

というわけで今回は
住宅ローンの4つの注意点のうち
前編として2つをお伝えしていきますね。

【注意点①】
住宅ローンは借金である

住宅ローンは
「金融機関からお金を借りて
マイホームを購入する」という
「借金」です。

返済が完了するまでは
金融機関から借りたお金で住んでいる
ということです。
つまり住宅ローンという借金がある限り
自分の財産だとは言えないのです。

返済期間中はリスクも伴います。
収入が安定している限り問題はないですが
病気やケガで収入が減少したり
働けなくなって返済ができなくなったら
どうすれば良いのでしょうか。

自宅を売却して住宅ローンの残債に
充当できれば良いでしょうが
売却しても住宅ローンの残債に足らず
借金を返済しつつ、移り住んだ賃貸物件の
家賃も払っていかなければいけない
そんな事態にもなりかねないのです。

こうした事態はなんとしても避けるため
住宅ローンを組むときには
きちんと保障を併せ持つことも考えてください。

【注意点②】
住宅ローンの支払いで
行動が制限される

住宅ローンの上限額は収入によって変わります。
ここで絶対に覚えておいてほしいことは
「金融機関が貸してくれる金額」と
「自分が返済していける金額」は別物である
ということです。

金融機関によっては
月々の返済額が給料の半分位になるような
住宅ローンを可能とするところもあります。

そんな無謀なローンを組んでしまったら
その後の生活に大きな制限がかかります。

日々の生活が圧迫されるのはもちろん
固定資産税や修繕にかかる費用なども
全く用意できなくなってしまうのです。
お子さんの今後に必要な教育資金など
家族の将来に必要なお金も
貯めていくことができなくなります。

月々の住宅ローンの返済額は
・返済期間の生活が圧迫されない
・固定資産税や修繕費用も用意できる
・家族の将来に必要なお金を貯めていける
最低でもこの3つはクリアできる金額で
検討してくださいね。

「住宅ローン」は金融機関によって
様々な長所や短所がある「商品」である
ということも覚えておいてください。

同じ金額を借りたはずなのに
返済総額が全く違うなんてこともあります。

資金計画のご相談にもお応えしておりますので
お気軽にお声かけくださいね!

次回は
住宅ローンの4つの注意点とリスクの
残り2つについてお伝えします。


「家づくり」だけではなく「家づくりに係るお金のこと」、「資金計画」や「土地さがし」のご相談にもお応えしています。

ぜひご利用くださいませ!

それではまた!

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