社長ブログ

「知らない=大損」の住宅ローン ①

2022.03.15 カテゴリー:お金の話, 住宅ローンの話, 家づくり, 金利の話, 資金計画

おはようございます!
染矢建設の染矢忠彦です。

さて、今回は…
『住宅ローン選び』について
お話しいたしますね。


35年後まで
仕事が決まっているわけではないのに
35年後まで
支払いが確定してしまうのが家づくり

家づくりの予算設定や住宅ローン選びは
これをしっかりと理解した上で
行うべきです。

35年もの長い期間においては
何が起こるか全く予測ができないのですから。

しかし、実に多くの方が
自分自身の予算を甘く見積もって
住宅ローンについてよく知らないまま
家づくりを進めてしまうのです。

確かに、お金の話というものは
家や土地の話のように
誰かに気軽に聞けるものではなく
聞きにくいことかもしれません。

また、お金の話というものは
家や土地の話に比べて
難しそうなイメージがあり
避けて通りたいことなのかもしれません。

しかし、予算を甘く見積もって
また、住宅ローンを安易に選んでしまうと
これからの生活に
甚大な被害を及ぼしかねません。

ですから問答無用で
最低限の知識を
身につけなければならないのです。

住宅ローン選びで一番大切なコト

当たり前のことですが
住宅ローンを選ぶ時の
一番のポイントは『金利の安さ』です。

住宅ローンは
複利という期間が長くなればなるほど
利息が雪だるま式に膨らんでいくという
特徴をもっています。
ですから出来るだけ低い金利を選択することは
基本中の基本というわけです。
(※複利:利子にまた利子がつくこと)

しかし、多くの方が
その基本をまるで度外視したかのように
住宅ローン選びをしてしまいます。

例えば、Aという銀行では
最初の10年間の金利が0.5%で
11年目以降の金利が0.85%だと仮定します。
そして、Bという銀行では
最初から最後までずっと
金利が1.0%だと仮定します。

この場合、金利以外の条件が同じだとしたら
あなたなら一体どちらの銀行を選びますか?

もちろん、間違いなくAを選ぶと思いますが
現実は、多くの方がBを選んでいるのです…
では、その理由は一体、何なのでしょうか?

その理由はごく簡単で
そのような住宅ローンがあることを
『知らないだけ』なのです。

もし、知っていたならば
損することが決まっている商品を
わざわざ買う人なんて
絶対にいないですよね。

もちろん、たとえ知っていたとしても
別の理由があって
その銀行で住宅ローンを借りることが難しい
という場合もあります。

しかし、多くの方が知識不足であるがゆえに
無駄に多くの利息を支払い続けている…
というのが、残酷ではあるものの現実です。

ですから、これから家づくりをするあなたは
「知らない」ということだけで
大切なお金を何百万円も無駄にしないために
住宅ローン選びにも
細心の注意を払っていただきたいと思います。

とはいえ、ただ単に金利だけを見て
住宅ローン選びをしてしまうと
後々、大変なことになってしまう
そんな恐れもあります

というわけで次回は
住宅ローンについてもう少し詳しく
お伝えさせていただきますね。

それではまた!

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