社長ブログ

続報】ウッドショック4月最新情報

2022.04.05 カテゴリー:ウッドショックの話, 建築業界

昨年4月より
建築市場では、材木不足&価格高騰による
「ウッドショック」の深刻な状況が続いています

弊社における2022年4月現在の状況
ご報告させていただきますので
情報共有くださるようお願い申し上げます。

※ウッドショックの概要と経緯につきましては
カテゴリーの「ウッドショック関連」
ご確認くださいませ。

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★建築材木は大きく分けて3つに分類されます。
①構造材(柱や梁、土台など)
②羽柄材(造作材や下地材)
③平物(ベニヤや合板)

ほんの一例ではございますが
弊社で使用している材木の
価格の変動を記載いたします。

■昨年4月からの材木価格の推移

①構造材
・柱は国産材の桧を使用
一丁あたりの価格は
2021年】
5月時点:19%up⤴
6月時点:53%up⤴
7月時点:106%up⤴
8月時点:114up

9月時点:121%up⤴
10月時点:121%up⤴
11月時点:121%up⤴
12月時点:112%up⤴
2022年】
1月時点:112%up⤴
2月時点:112%up⤴
3月時点:104%up⤴
4月時点:104%up⤴

②羽柄材
・タルキは国産材の赤松を使用
一束あたりの価格は
2021年】
5月時点:29%up⤴
6月時点:53%up⤴
7月時点:69%up⤴
8月時点:74%up⤴
9月時点:74%up⤴
10月時点:82.3%up⤴
11月時点:82.3%up⤴
12月時点:82.3%up⤴
2022年】
1月時点:82.3%up⤴

2月時点:87.1%up⤴
3月時点:87.1%up⤴
4月時点:87.1%up⤴

③平物
2021年】
5月時点:値上げ無し
6月時点:値上げ無し
7月時点:5%up⤴
8月時点:12%up⤴
9月時点:18%up⤴
10月時点:29.5%up⤴
11月時点:38.6%up⤴
12月時点:59.1%up⤴
2022年】
1月時点:59.1%up⤴

2月時点:68.1%up⤴
3月時点:77.3
%up⤴
4月時点:86.4%up⤴

建物一棟を建築した場合…
(平均的な30坪を基準として)
2021年】
5月時点:トータルで12万円up⤴
6月時点:トータルで49万円up⤴
7月時点:トータルで74万円up⤴
8月時点:トータルで100万円up⤴

9月時点:トータルで106万円up⤴
10月時点:トータルで110万円up⤴
11月時点:トータルで118万円up⤴
12月時点:トータルで126万円up⤴
2022年】
1月時点:トータルで126万円up⤴
2月時点:トータルで128万円up⤴
3月時点:トータルで120万円up⤴
4月時点:トータルで122万円ほど
値上がりをしている状態
です。

※各種、単価の動向

桧材は先月と変わらず
合板は値上がり

※プレカットメーカーからのコメント

「今後、米松製品全般の価格上昇の可能性あり」

まだ確実な発信は無いが
「現地原木価格の3ヶ月連続上昇」と
「円安の急進」が主な要因となり

米松製品全般の価格上昇が懸念されている状況

《ロシア・ウクライナ情勢による影響》

「ロシア・ウクライナ情勢の影響により
集成材ラミナの供給量が今後大きく減少する」

最大手集成材メーカーでは
供給量4割減との情報もあり
ここから供給しているプレカット工場においては
すでに影響が出始め、受注量を制限し始めている。

日本はロシアからの木材輸入量は少ないですが
LVL(単板積層材)の原料となる
ロシアのカラマツ単板の輸入禁止により
現状の供給量より2割減少するとのこと

オール杉合板、オールトドマツ合板
トドマツミックス合板、輸入針葉樹合板等
代替となる樹種製品を購入し、現在の使用量を
確保していく予定
です。

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【弊社の現状】
◎2023年5月×1組
◎2023年6月×3組
合計4組のお引渡し枠に空きがございます

今後も
「迅速かつ広範囲での情報の収集と公開」
「仕入れ先の変更や価格交渉」など
企業努力を怠ることなく
著しく変動する状況を見据えながら模索し
的確な判断の下で最善の対策を打ち立てて
まいります。

また動きがございましたら
随時ご報告させていただきますので
ご確認くださるようお願い申し上げます。

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