社長ブログ

どれくらいコストダウンできる?

2023.05.16 カテゴリー:家づくり, 間取りや設備の話, コストダウンの話

皆さまこんにちは!
ファイナンシャルプランナーの染矢です。

さて今回は前回に引き続き
家づくりのコストダウンについてです。


家を建てるなら
「希望は全て実現したい」と
誰しもが思うことだと思います。

前回のブログでは
弊社で家づくりをなさった方々が
絶対に譲れないものを明確にして
間取りから無くしたものを
ピックアップしてみました。

では「無くすことでどれくらいの
コストダウンに繋がるのか?」

今回はこんなテーマで
実例を交えてお伝えしていきます。

01
シンプルな形&箱型にして
外壁や屋根の面積を減らす

床面積が同じでも凸凹のある家は
外壁の面積が増えるので材料費や施工費
足場代が多くかかります。

しかも壁が多い家は
冷暖房の熱が失われやすいという
デメリットもあります。

1階と2階の面積を同じにする
シンプルな箱型の家は
壁と屋根の面積が最小限で済むので
材料費や施工費を削減できます。

箱型にすることで
屋根から雨水を地上に流す雨樋も
長さをカットすることができて
材料費の削減にも繋がります。

延床120㎡の家で
凹凸のある形状の2階建ての家を
正方形の箱型総2階の家にした場合
およそ100万円のコストダウン


《 イメージ:シンプルな箱型形状の家 》

02
あえて個室をつくらず
広い部屋を自由に使う

個室を多く設けると
それぞれに壁・建具が必要となり
材料費や施工費が多くなります。

間仕切りを設けずに広い空間を
自由に使うことでコストダウンに。

また、建具を設けた
ウォークインクローゼットや
シューズクローゼットなども
材料費や施工費が多くなります。

場所によっては建具が無い方が
使いやすい場合もあります。
ロールスクリーンなどで
簡易的な目隠しにするのも得策です。

子ども部屋をフリースペースにした
(いずれは壁を設けて仕切られるように
天井に下地は施工した)
およそ10万円のコストダウン

3帖で計画した個室の書斎をやめて
階段下に幅160cmのデスクを造作した
およそ80万円のコストダウン

総2階の家で収納扉などを見直し
折戸8枚・引戸3枚を減らした
およそ100万円のコストダウン


《イメージ:間仕切りを最小限に抑えたオープンスペース》

03
収納などを見直して
床面積を抑える

床面積の見直しは
大幅なコストダウンに繋がる
最も効果的な方法です。

シューズインクローゼットや
ウォークインクローゼットといった
収納という目的しかないスペース。

さらに、ユーティリティスペースや
ワークスペースなどといった
滞在時間の少ないスペース。

広すぎないか?本当に必要か?を
しっかりとチェックすることで
大幅な削減に繋がります。

ユーティリティスペースや収納を無くし
ワークスペースを最小限にすることで
延床面積を30㎡減らした
およそ500万円のコストダウン

折戸の付いたクローゼット3部屋分を無くし
出入口1ヶ所のファミリークローゼットにした
→およそ60万円のコストダウン


《イメージ:収納建具を無くし、書斎代わりのデスクを配置》


次回はバルコニーやテラスなどを見直して
コストダウンに成功した実例を交えて
お伝えいたしますね!

それではまた!

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