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家づくりの今とこれからを、クリアに。
カテゴリなし 2024.04.23

コストと収納の密接な関係

こんにちは!
ファイナンシャルプランナーで
整理収納アドバイザーでもある染矢です。

 

さて、今回は…

みんな大好き収納についてのお話しです。

 

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こちらのブログで何度もお伝えしているように
家はできる限りミニマムにつくるべきです。

これは無駄なコスト削減が最大の理由です。

今回お伝えさせていただく収納は
いたずらにコストを押し上げてしまう
大きな要因となる要注意ポイントになります。

 

家を建てるなら収納はたくさんつくりたい…

家を建てる誰しもがこのようにお考えですよね。

 

今暮らしているアパートの収納では
全てが納まりきらず部屋にあふれてしまい
新居では絶対にそうならないようにと。

その結果予算が許す限り
出来るだけ多くの収納をつくりたい」と
担当の設計士に伝えてしまいます。

 

家づくりの落とし穴

しかしいざプランができあがってみると
あれっ?これだけじゃ足りないんじゃないか?
と感じてしまうのです。

プリントアウトされた間取図を
ひたすら上から見てしまうと
99.999…%と言えるほどの高確率で
収納が少ない」と不安になります。

 

そしてその不安を打ち消すために
床面積を広げることによって
収納の分量を増やそうとしてしまいます。


その結果それに連動して家のコストは

どんどん膨れ上がっていってしまうのです。

収納の正しい考え方

このように収納を床面積で判断してしまうと
それに連動してコストが膨れ上がってしまいます。

しかし床面積を広げたところで
より多くのモノが置けるようになる
というわけでもないのです。

 

ではどうすればいいの?

この答えはとっても簡単で
収納は壁面積で考えれば良いのです

つまり
壁をいかに上手く使うかということが
収納量を大きく左右する要因となります。

 

特にLDKの周辺に置くものは
細々したモノばかりだと思います。

これらを管理しやすくしようと思うならば
奥行きの深い収納をつくるより
奥行きの浅い収納をつくるべきです。

 

そして家の壁の量を多くするということは
家づくりの重要ポイントでもあります。

家の壁の量を多くする
=必要のない窓はなくすべきである

ということになりますね。

家の壁が多くなれば収納として利用できる壁が増えます。

 

しかもそれだけではなく
壁が多くなった分、耐震性も高くなり
断熱性も気密性も高くなります。

このように
壁を上手く使うことが出来れば
家のコストを上げることなく
収納がたっぷりある家を実現できます。

そして同時に
耐震性にも省エネ性にも優れた家
つくることが出来るのです。

 

間取図で不安を膨らませて
床面積とコストを無駄に増やしてしまうような
残念な家づくりは絶対にしないでくださいね。

 

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